貸切バスを利用して旅行を計画している人は近年増加しています。
修学旅行、会社の慰安旅行、旅行仲間と一緒に計画したツアーなど、様々な旅行があります。
バス会社も多いので、会社を選ぶ時は安全面も考慮して選択してください。
安全性評価認定制度について
最近はバスの事故も増えていますので、旅行でバス会社を選択する場合は十分注意してください。
バス会社の方でも安全面について配慮していますが、事故は防げません。
そこでバス会社を選ぶ時は、「安全性評価認定制度」を確認してください。「安全性評価認定制度」は、日本バス協会で認定する制度です。
バス会社の安全性、安全確保に対する取り組み状況を評価し、その結果を公表するものです。
日本バス協会の認定を受けた貸切バスには、「SAFETY BUS」のシンボルマークが付いたステッカーが交付されます。
このシンボルマークを、選択基準にできます。
評価認定制度によって、旅行業者やお客さんも安全性の高いバス事業者を選択できます。
同時にバス事業者でも、安全面の確保に対する意識を向上できます。
このように評価制度により、バス事業者でも安全、安心、快適なサービスの提供が可能になります。
シンボルマークの星は取り組み状態によって増減します
バス事業者、旅行会社、顧客それぞれに対して重要な指針となる安全性評価認定制度、その方法はどのようになっているのでしょうか?
貸切バス事業者に対しての評価認定を行う方法は、次のような手続きで行われます。
法令遵守事項や安全性に対しての取り組み状況、行政処分や事故の状態、運輸安全マネジメントに対しての取組状態を日本バス協会が審査します。
実際の審査内容は書類審査と訪問審査になり、最終的に有職者、学識経験者、国土交通省、日本バス協会の役員で構成される「貸切バス事業者安全性評価認定委員会」で認定されます。
この審査によって認定されると、バス事業者に前述の「SAFETY BUS」ステッカーが交付されます。
シンボルマークの星は、実際の取り組み状態によった増減しますので参考にしてください。