バスのチャーター費用の基本的な決まり方は
バスのチャーター費用は、地域ごとに国土交通省により上限・下限を設けた基準額が設定されています。
ただ、正確な費用は、バスが走る距離、利用した時間の2本立てとなるので、立ち寄り先が決まらないと正確な費用は決められません。
このため、費用の見積りを依頼する際は、ある程度立ち寄り先などを決めておくことです。
見積もりを出してもらった後も、正確なルート、立ち寄り先が決まった後は、多少は費用が変更されることもあります。
バスのチャーター費用には、運転手1名あたり人件費、ガソリン代、バスの中で起きた事故をカバーする保険の料金なども含まれます。
高速道路の通行料や駐車場代、バスガイドの費用などは別途に費用がかかります。
チャーター費用の基本的なものは
また、バスの貸切りは、法律により最低3時間からと定められています。
このため、例え30分くらいの短時間のチャーターでも、3時間運行したものとして算出されます。
これ以外、安全のため、バスが営業所を出発し、お客を乗せるまでの「出庫前点検」と、お客を降ろして、営業所まで帰る「帰庫後点検」の各1時間ずつ、計2時間が含められた運賃も加えられることになっています。
つまり、バスのチャーター費用は、最低5時間借りたものとして計算される、ということは知っておいたほうがよいでしょう。
チャーター費用を抑えるには
バスのチャーター費用は、走行距離、運行時間が増えるにつれて高くなります。
これ以外、深夜・早朝(22時~翌5時)運行になると割増となります。
さらに、トイレ、リフト付きなど、設備が増すと費用も高くなります。
オプション的に、冷蔵庫、カラオケ設備、サロンなどが付いたような、よりグレードが高いものだと、さらに割増料金がかかることになります。
また、週末、休日や旅行シーズンも割り増しになることが多いものです。
費用を抑えたいのなら、出来るだけ簡易な設備のもので、できればシーズンを避け、平日に借りるのも一つの方法です。