大型の貸し切りバスの定員は?
貸切バスを利用する際、人数が多すぎて1台に乗りきれず、あわててもう一台手配することになる、などのトラブルを避けるため、定員も知っておいたほうがよいでしょう。
大型バスの場合、定員は45名までで、補助席使用なら53名まで乗車できます。
仕様としては、車両の長さが9m以上、または、旅客席数約50名以上で、有料道路では特大車として区分されます。
路線バス(ドアが2ヶ所にあるタイプ)の場合、手すりや吊り革があり、立ったままでも乗車出来るので乗車できる人員は増えますが、貸切バスの場合、全員着席なので最大で60人までとなります。
大型バスにも様々なタイプが
大型バスは、通常の一階建てバスのほか、中二階建てのハイデッカーや、中二階建てよりもう少し高い位置に座席があるスーパーハイデッカー、さらに2階建てダブルハイデッカーなどのタイプがあります。
後部座席が回転するサロン席のものもあり、設備も、トランクルームのほか、カラオケ、冷蔵庫、湯沸器、テレビ、ラジオ、DVDデッキなど、様々な設備が付いたものがあります。
バス外観の色や、座席の間隔、内装もいろいろとカスタマイズされたものがあり、バス会社ごとに個性的な大型バスを用意しているので、好みに応じて選ぶと良いでしょう。
目的に応じて大型バスの使用方法も考えましょう。
大型バスの座席数は、一般的に45席に補助席8席を加え、最大で53名が乗車できますが、補助席は正座席よりも狭く、乗り心地が悪いので、長距離の移動には不向きです。
このため、長期利の移動で乗車人員が45名を超える場合は、別にマイクロバスなどをチャーターしたほうがよいでしょう。
送迎用としては、大型の53人乗りより定員を増やした60人乗りの貸切バスもありますが、送迎仕様なので、サロンの指定は出来ません。
ただ、60人乗りでも、車両総重量などの関係で、定員が多少、少なくなっている場合もあります。