大型貸切バスの料金相場は?
貸切バスの料金は、安全のため、国交省が上限から下限まで定めています。
ただ、シーズンや曜日、深夜・早朝を含めた運行の時間、交替運転手の有無により変動します。
また、バスの運行条件や仕様・装備などのグレードによっても変わってきます。
東京都発で、運転手は一人で1日10時間、200㎞運行したと想定します。
貸切バス料金の費用の相場として、国土交通省が定めた「貸切バス新運賃料金制度」に基づいた概算では、定員45名(補助席利用で53~55名)までの大型バスの場合で、77,100円~110,800円(税別)となるようです。
中型、小型の場合は?
定員27名までの中型バスの場合、64,900円~94,800円(税別)、定員25名までの小型バスの場合、54,500円~79,600円(税別)が目安となるみたいです。
定員20名までのマイクロバスの場合、54,500円~79,600円(税別)となります。
いずれも、バスガイド料金、有料道路代、有料駐車代などの実費は含まれません。
貸切バスを利用する場合、まずは見積もりを依頼することになります。
サイトなどで、具体的な料金が載っていないところは交渉次第でかなりの値引きにも応じてくれることがありますが、目安の料金よりも極端に安い場合、違法となる可能性もあるので注意が要ります。
泊りがけ、ガイド付きだと、どれくらい?
貸切バスの利用時間は、基本的に7:00から20:00までの最大8時間利用となり、最低拘束時間は5時間となります。
宿泊を伴う場合、乗務員の宿泊料金が別途必要になります。
通常、会社などの旅行の場合、大型・サロン付き、ガイド付き、週末1泊2日で、12万円くらいが相場と考えれば良いみたいです。
日帰り1日利用の場合、中型で8万円台が多いようです。
地元の2,3のバス会社から見積もりを取れば、相場も把握できるでしょう。
バスの利用だけではなく、宿泊がある場合、旅行会社に手配を依頼することも可能です。